鹿行ひらめ漫遊記

鹿嶋市在住のへっぽこ釣り師が綴る、鹿島灘鹿行エリアの珍道中釣行記です。
座右の銘は「掛けた魚は逃がさない」。毎回ボーズは当たり前、たまーに釣れればチョ~ラッキー (^_^)v!
メインターゲットはヒラメ、マゴチ、シーバス、青物など...他に、季節限定の稚アユやワカサギなんかもちょこっと浮気。
お刺身、こぶ締め、天ぷら、フライ、佃煮などなど、どれもこれも超絶品ですぞ。
この幸せが10年、20年、いやいやっ、永遠に続きますように!

カテゴリ: 2024釣行記

1年は早いもので、今年も仕事が忙しくなる季節に突入してしまいました。
サーフはこれから、ようやく秋の好シーズンを迎えるというのに、、、
毎年のこととはいえ、釣行回数が激減するのは残念でなりません。

そのうえ、台風やら会社の研修旅行やらで、週末ごと、消化不良の日々が続き、
さすがにこのところ、ストレスがたまり、爆発しそうな感じでした。

もうっ、釣りに行きたい!(`ε´)ぶーぶー

そんな中、9/22(日)、実に3週間ぶりに出撃しました。
いやぁ~、長かったなぁ。(安堵)

ところが、ところが、、、
6時過ぎ、いつものサーフに着いてみると、、、

見慣れた車両は2台だけ。
サーフは投げ釣り師が数名だけで、ガラ~ンとしています。

あれっ?

遠くまで見渡すと、、、

居ました、居ました。

遥か彼方、車両を砂浜に乗り入れ、ロッドをぶん投げています。
いつもと違うスタイルだぞ。
いったい、なに、釣ってんだろう?

とりあえずは無視し、ガラガラのサーフでいつも通りキャストを開始。
それにしても、この日も厚くなりそうだ。

... ...

不安的中。

... ...

な~んも当たりません。

この暑さじゃ、やっぱ無理かなぁ。

だんだんと弱気になっていきます。

40分ほどで、他の状況が気になりギブ。
北へ北へと移動していきます。

途中、少し前に、沖合でなぶらが立ったとか、立たないとか。

そして、皆さんのところまでようやく到着してみると、

なんと、、、

イソメやジャリメを付け、シロギス釣りをしてるじゃありませんか。

そお~っとクーラーBOXを覗かせてもらうと、、、

あいやぁ~、15~20cm程のおいしそうなシロギスが7~8匹収まっていました。
毎回アタリがあり、お祭り騒ぎのようです。

フ~ン、このあたり、シロギスが溜まっているんだ。

釣友Eさん、
“ 餌あるから、一緒にシロギス釣ろうよ。”

って、甘~い言葉で誘ってきます。

一瞬、グラグラって、心が動きましたが、、、

“ こんだけシロギスが居るんだったら、もしかして、その近くに、、、”
独り言をつぶやき、

“ もうちょっと投げてからにします。”

と、悪の誘いを柔らかく断りました。

横目で見ていると、シロギスは相変わらずぽつぽつと釣れているようです。

シクったか?

それでも、少し離れたところで、黙々とキャストを繰り返していると、

40mほど沖合で、突然に、

ゴン、ゴゴ~ン!

ロッドが絞り込まれました。

ひと呼吸おき、

ビシュっ!

と鬼合わせ。

ノったぁ!

でかいっ!

獲物は、グングン、グングン引き込みます。

バラシてなるものかと、ロッドを寝かせ、強烈な引き込みに耐え続けます。

焦るな、焦るな!

少しずつ、少しずつ、距離が詰まっていきます。

際の複雑な潮流をなんとかかわし、無事砂浜にランディング。

魚が重たく、ロッドではこれ以上引きずり上げられません。

急ぎ、ラインをつかもうと駆け寄ると、フックが外れてしまいました。

やばっ!

その後が早かった。
今から思い返すと、とてもジジイとは思えないほど俊敏な動きでしたよ。

次の波が押し寄せる前に、
1回、2回、とキックキック、獲物を岸に向け蹴り上げます。

セーフ!

とっても大きな、デカマゴチ、ゲットです!(☆゚∀゚)

砂浜では、そのマゴチが、バタバタと暴れまくっています。

よっしゃぁ!

久々の大物ゲットに、皆に悟られないように小さくガッツポーズ。

それでも、
周りに気づかれてしまい、たくさんの祝福のお言葉をいただきました。

手尺で測ると、指幅3本近く。
間違いなく60cmは超えています。

その後、計測してみると、
202409220810_63cm
実寸63cm強。

マゴチの自己記録を、実に10年ぶりに更新しました。

撮影後、背と尾の部分にナイフを入れ、即座に撤収。
一匹釣れれば良いんです。

さすがに60cmを超えると、捌きがいがありましたよ。
ふるさと納税の出刃包丁、とっても役に立っています。

先週、旅行先の沼田で買ってきた谷川岳が、冷蔵庫でキンキンに冷えています。
お刺身と煮つけで、今晩辺り、一杯やるつもりです。
20240920_183745
うふふ。

8/3(土)
少し遅めの5時近くに現地着。
いつもの週末と異なり、地元及び常連の車両は1台のみ。

準備をしていると、はるか先から一人こちらに向かって歩いてきます。
クルマの持ち主、Kナンバーの名人です。

はるか先、HDL近くまで散策してきたようです。
平日の状況を伺ったのですが、連日状況は悪く、この日はこのまま帰る、
とのことでした。

残された私、無人のサーフに陣取り、黙々とキャストし続けましたが、、、

はいっ、全くのノーバイトでした。

この日は、シラス船団が300~500m先で操業を続けていました。
時折、ボラらしき魚も、元気よくジャンプしています。

沖には確実に、おさかなさんが着いているのですが、、、
岸からでは、絶対に届きませんね。

おこぼれも、全くありませんでした。

お盆が過ぎ、海が少し荒れ出さないとダメかもしれません。
それではまた次週。

うだるような暑さが続き、鹿嶋は以前のような避暑地の感覚がありません。
昔は銚子の気候が参考になったのですが、今では?がついてしまいます。

内陸に比べれば、まだまだ涼しいのですが、それも早朝のほんの一時だけ。
日が昇り、7時を過ぎると、レッドゾーンに突入してしまいます。

熱中症には、くれぐれもご用心を。

さてさてそんな中、7/27,28と出撃しました。

両日とも、満潮が9時前後と、条件はあまりよくありません。

とにかく際の海水温が生温いんです。
おまけにうねりも全くなく、海面は鏡状態。

これじゃ、おさかなさん、接岸してきませんよね。

7/27(土)は、潮が満ちてきた7時過ぎに、大遠投の末、沖合でヒット。
20240727_35cm
小ぶりですが、35cmほどのマゴチです。

潮が満ちてきてようやくアタった、という感じでした。
たぶん沖合の方が、いくらか海水温が低いのでしょう。

150~200m位投げられる小ぶりのルアー、何処かでつくってくれないかなぁ。

というわけで、この日はこれ1匹だけ。
8時前に撤収です。

明けて7/28(日)は定時の3:30過ぎから、TV観戦。
オリンピック、サッカーの日本VSマリ戦です。

最後のピンチだったPKが外れ、ヨシッ、とガッツポーズ。

その後、速攻、車を飛ばし、6:20、現地着。

先発組、すでに撤収しており談合中でした。

この日もアタリは全くなかったようです。

これから、これから、と自分に言い聞かせ、一人、無人のサーフへ。

ポイントは選びたい放題、居れば来る。
潮が満ちてくるまで、頑張るんだもん。

と、投げ始めました。

短パン、サーフブーツスタイルで、足元だけは気持ちよかったのですが、
昨日に増す暑さに、どうにも耐えきれず、1時間でギブアップ。

やっぱ、7時過ぎるとダメだ!

情けない、
1時間で撤収です。

次週は法事で、釣りは8/3(土)だけ。
頑張ります。

タイトルの日程通り、出撃しているのですが、、、

あぁっ!(ノ◇≦。) 



シラス船は、かなり近場で操業しているのですが、、、

それでも、ルアーは届きません。

アタリはまったくありません。

無茶苦茶、暑いです。

7時までが限界です。

また次週

今週も、週末7/6(土)・7/7(日)と出撃いたしました。
しかも、早朝の部と午後の部の、一日二回攻め。
しかも、しかも、土日連荘で。

今年の鹿島灘はマゴチが絶好調、なんです。
それを狙っての出撃だったのですが、、、

ふうっ、、、
苦戦しています。

日によりマゴチの着き場が変わっているんです。
HDL周りは安定しているようですが、サーフは難しい。
おまけに、例年と比べ、型が小さい、ときたもんだ。

先週は深場だったのが、今週は浅場に着いていたりと、狙いが絞れません。

居ない方に入ってしまうと、アタリが全くありません。
ポイント選定には十分ご注意くださいませ。

というわけで、7/6(土)は、深場にこだわり大失敗。
午前、午後の部とも、アタリが全くありませんでした。

先週はあんなに釣れていたのに、なんで、なんで。

前日の失敗を糧に、7/7(日)は、端から浅場へ。

【早朝の部】
潮は大潮、4時過ぎの満潮から、下げ始めを狙います。
北サーフは等間隔で埋まっていたため、人の居ない南サーフへ出撃。
深場を通り過ぎ、HDL方面の浅場を目指します。

だいぶ先まで足を運ぶと、アングラーはまばら。
背中の特徴ある目印を頭に刻み、キャストを開始します。

ルアーは端からワーム、スピンドルピンクカラーのアシスト付き。
そうっ、Zシステムを昨年から使用させていただいています。
ほんと、バラシが少なく、気に入っています。

時刻は6時を少し過ぎたころ。

沖まで大遠投。
その後、ゆっくりゆっくり巻き取っていると、、、

ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン!

竿先を引き込むような、典型的なマゴチのアタリです。

一呼吸置き、

ビシュっ!

乗ったぁ~!

引き込みを楽しみながら、無事ランディング。
202407070604_44cm
44cmのマゴチです。
アシストフックの方に、がっちりと掛かっていました。

マゴチだけは50UP縛りをつけていますので、撮影後はそっとリリース。

久々にまともな獲物がヒットしたのですが、残念ながら、持ち帰りならずです。

それでもセルテート24に、ようやく入魂ができました。
よかった、よかった!

リリースの際のライントラブルからリールを交換。

さらに南に向かってHDLまで近づいていくと、

若いおにいちゃんが、ロッドをぶち曲げているじゃありませんか。

がんばれ、がんばれ!
しばらく遠目から見ていると、残念ながらバラしてしまったようです。

惜しかったぁ~。

声をかけると、

たぶん青物かシーバス、手前でボイルってたとのこと。

その先に入れてもらい、スピンビームを大遠投。

グリグリ巻き取っていると、、、

グン、ググン!

青物か、シーバスか?

しばしやり取りの後、無念のフックアウト。

あ~ぁ、惜しいことをしました。

その後はアタリなく午前の部終了ということで、車までひきかえします。

仲間内で情報交換。

今朝は北の浅場が好調だった、との情報をゲットしました。

深場狙いでボーズを食らった釣友Eさん、午後も来るという。

悪の誘いに負け、午後もご一緒させてと、お願いしちゃいました。

【午後の部】
14時少し前、Eさんとサーフ駐車場で待ち合わせ。
午前中、マゴチが上がっていた、北サーフへ、二人して出撃しました。
アングラーは二人だけ。

午後の部では、過去の釣行で、釣れた試しがなかったのですが、
この日は違いました。

15時過ぎ、

ピンクワームをゆっくりゆっくり巻き取っていると、

突然、

ガツン!

強烈な引き込みです。

デカい!

と思ったのもつかの間、

やっちまった。

その後の引き込みから、たぶん巨大エイ。

ジジイVS巨大エイのバトルが始まりました。
20240707_1500_3
Eさん、一生懸命、スマホで撮影してくれています。
20240707_1500_1
15分くらいやり取りしたでしょうか、
20240707_1500_2
今回のバトルはジジイの勝利です。

幅1mくらいの巨大エイを、格闘の末、浜まで引き上げてやりました。
尻尾はやけに短かったのですが、違う種類のエイかもしれませんね。

撮影後、そっとリリース、無事に海に戻っていきました。
フックを外す際、トレブルの1つが折れてしまいましたが、大丈夫かなぁ。
外れることを願うばかりです。

その後はワームを変え、もう少し先の北の浅場を攻めていると、

沖で、

ゴンゴンゴン!

と弱弱しいアタリ。

しばらく待ってみると、更に、

ゴンゴンゴン!

乗ったな。

ビシュっと軽く合わせると、マゴチ特有の引き込みが手元に。

無事ランディングしてみると、
朝とほぼ同サイズンの43cmほどのマゴチです。
こちらは、ハーモニカ喰いで、がっちり咥えこんでいました。
202407071614_43cm
こちらも撮影後、そっとリリース。

この日はかなり頻繁にアタリがあり、久々に充実した釣行が楽しめました。
マゴチのお刺身は今回はお預けでしたが、次回の楽しみといたしましょう。

マゴチ攻略に自信の持てた充実の1日となりました。
また次週

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