1年は早いもので、今年も仕事が忙しくなる季節に突入してしまいました。
サーフはこれから、ようやく秋の好シーズンを迎えるというのに、、、
毎年のこととはいえ、釣行回数が激減するのは残念でなりません。

そのうえ、台風やら会社の研修旅行やらで、週末ごと、消化不良の日々が続き、
さすがにこのところ、ストレスがたまり、爆発しそうな感じでした。

もうっ、釣りに行きたい!(`ε´)ぶーぶー

そんな中、9/22(日)、実に3週間ぶりに出撃しました。
いやぁ~、長かったなぁ。(安堵)

ところが、ところが、、、
6時過ぎ、いつものサーフに着いてみると、、、

見慣れた車両は2台だけ。
サーフは投げ釣り師が数名だけで、ガラ~ンとしています。

あれっ?

遠くまで見渡すと、、、

居ました、居ました。

遥か彼方、車両を砂浜に乗り入れ、ロッドをぶん投げています。
いつもと違うスタイルだぞ。
いったい、なに、釣ってんだろう?

とりあえずは無視し、ガラガラのサーフでいつも通りキャストを開始。
それにしても、この日も厚くなりそうだ。

... ...

不安的中。

... ...

な~んも当たりません。

この暑さじゃ、やっぱ無理かなぁ。

だんだんと弱気になっていきます。

40分ほどで、他の状況が気になりギブ。
北へ北へと移動していきます。

途中、少し前に、沖合でなぶらが立ったとか、立たないとか。

そして、皆さんのところまでようやく到着してみると、

なんと、、、

イソメやジャリメを付け、シロギス釣りをしてるじゃありませんか。

そお~っとクーラーBOXを覗かせてもらうと、、、

あいやぁ~、15~20cm程のおいしそうなシロギスが7~8匹収まっていました。
毎回アタリがあり、お祭り騒ぎのようです。

フ~ン、このあたり、シロギスが溜まっているんだ。

釣友Eさん、
“ 餌あるから、一緒にシロギス釣ろうよ。”

って、甘~い言葉で誘ってきます。

一瞬、グラグラって、心が動きましたが、、、

“ こんだけシロギスが居るんだったら、もしかして、その近くに、、、”
独り言をつぶやき、

“ もうちょっと投げてからにします。”

と、悪の誘いを柔らかく断りました。

横目で見ていると、シロギスは相変わらずぽつぽつと釣れているようです。

シクったか?

それでも、少し離れたところで、黙々とキャストを繰り返していると、

40mほど沖合で、突然に、

ゴン、ゴゴ~ン!

ロッドが絞り込まれました。

ひと呼吸おき、

ビシュっ!

と鬼合わせ。

ノったぁ!

でかいっ!

獲物は、グングン、グングン引き込みます。

バラシてなるものかと、ロッドを寝かせ、強烈な引き込みに耐え続けます。

焦るな、焦るな!

少しずつ、少しずつ、距離が詰まっていきます。

際の複雑な潮流をなんとかかわし、無事砂浜にランディング。

魚が重たく、ロッドではこれ以上引きずり上げられません。

急ぎ、ラインをつかもうと駆け寄ると、フックが外れてしまいました。

やばっ!

その後が早かった。
今から思い返すと、とてもジジイとは思えないほど俊敏な動きでしたよ。

次の波が押し寄せる前に、
1回、2回、とキックキック、獲物を岸に向け蹴り上げます。

セーフ!

とっても大きな、デカマゴチ、ゲットです!(☆゚∀゚)

砂浜では、そのマゴチが、バタバタと暴れまくっています。

よっしゃぁ!

久々の大物ゲットに、皆に悟られないように小さくガッツポーズ。

それでも、
周りに気づかれてしまい、たくさんの祝福のお言葉をいただきました。

手尺で測ると、指幅3本近く。
間違いなく60cmは超えています。

その後、計測してみると、
202409220810_63cm
実寸63cm強。

マゴチの自己記録を、実に10年ぶりに更新しました。

撮影後、背と尾の部分にナイフを入れ、即座に撤収。
一匹釣れれば良いんです。

さすがに60cmを超えると、捌きがいがありましたよ。
ふるさと納税の出刃包丁、とっても役に立っています。

先週、旅行先の沼田で買ってきた谷川岳が、冷蔵庫でキンキンに冷えています。
お刺身と煮つけで、今晩辺り、一杯やるつもりです。
20240920_183745
うふふ。